前作「MEG ザ・モンスター」がヒットしたので作られた続編。前作から5年後、メガロドンを発見したジョナス(ジェイソン・ステイサム)は海洋汚染を取り締りながら、海洋研究センター、マナ・ワン社で働いている。マナ・ワンを引き継いだジウミン(ウー・ジン)は、捕獲したメガロドン、ハイチを飼育しつつ、太古の姿のまま彼らが生息している6,000m以深の調査に積極的。
ジウミンとジョナス等は2台の潜水艇に分乗してメガロドンの生息域である6,000以深の調査に向う。彼らはそこで謎の海底ステーションを発見する。それは環境保護を旨とするマナ・ワンの理想とは逆に環境を破壊してでも海底資源を確保したい、という勢力の築いた施設だった。その操業を知られることを恐れた彼らは、ジョナス等の潜水艇を攻撃してくる。
敵の攻撃で航行不能になったジョナスたちは、生き残るため、潜水服を着用してのステーションへ潜入を試みる。メンバー二人を失いながらたどり着いたステーションで待っていたのはジウミンはじめ潜水メンバーが信頼していた地上スタッフの裏切りだった…。
これ以上なんか書くとネタバレになるので控えるが、一作目がひたすら「怪物退治」だったのに対し、本作は「ニンゲンvsニンゲンwith怪物」なんだよな。その趣向は当り。「エイリアン」と「エイリアンズ(邦題は「エイリアン2」)みたいでなかなか面白うございました。劇場に観に行かなかったの後悔した。